各地の空港の方々と飛行機の安全を守る 緊張感も喜びも大きい仕事
株式会社JALスカイ、日本航空株式会社 グランドハンドリングロードコントロール企画部
ロードコントロール室勤務 石田 奈々さん
人文学部英語英米文学科卒業
愛媛県立松山南高等学校卒業
「ロードコントロール」という業務は、搭乗されるお客さまの座席や手荷物、そして貨物などの搭載物を把握し、航空機の重量や重心位置の記載された書類を作成し、出発前のパイロットに伝える仕事です。私は現在、国内の地方空港発の便を担当しており、1日約25便を担当しています。遅延とならないようスピード感が求められますが、安全にかかわるポストのため正確さも求められます。緊張感を持って業務に臨む中、各空港との調整によって問題が解決されたときは、非常にやりがいを感じます。航空用語は英語やアルファベット表記が多く、貨物室の搭載位置を指示する書類や、ロードコントロール業務に使用しているシステムも英語表記なので、大学時代の学びを存分に生かせています。
高い目標を持って努力すれば たくさんの貴重な体験ができるはず
高校時代の英語の勉強では、受験に向けて単語や文法をたくさん覚えていましたが、大学でネイティブスピーカーの教授の講義を受け、難しい単語を使わなくても相手に伝えることはできるんだということを学びました。耳から入る「使える英語」を学べたと実感しています。そして、希望者が参加できるプログラムに応募し、1年次の春休みに1ヵ月間ハワイへ研修に行きました。現地の人たちに混じってのボランティア活動では、「生きた英語」を学べたと思います。松山大学には、海外語学留学の助成制度や派遣留学制度など、頑張る学生を応援する体制が整っています。また先生方も親身にサポートしてくださいますので、自分の可能性を十分に広げることができると思います。
※所属・役職はインタビュー時のものです。